アレルギー

経験から見た上手な皮膚科の選び方。受付や院内の雰囲気から口コミまで。

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こんにちは。マタゾウです。

みなさんは長く通う皮膚科を選ぶ時はどうやって選んでいますか?

私が今まで皮膚科にかかった経験から、皮膚科の選び方を書こうと思います。

受付・院内の雰囲気

清潔感

医療機関にとっては最も重要な基本中の基本です。受付のカウンターや待合室などの掃除がちゃんとなされているか、やはり皮膚疾患の患者さんが来院しますので消毒液が置いてあるか、空気清浄機が設置されているのか。というのは印象として重要です。

よく待合室に子供向けにちょっとくたびれたぬいぐるみがいくつも置いてある所がありますが、患者はアトピー体質の人も多いので気になるとこででしょうか。

医者・スタッフ間のやりとりが高圧的でないか

院内では院長先生が一番偉いとは思いますが、稀に患者さんにはやさしい口調なのに受付のスタッフさんには怒鳴り散らしておられる先生がいらっしゃいます。狭い待合室の患者はピリピリした雰囲気になり、受付の方の笑顔は消えてしまってます。そういうクリニックにはいくら先生の腕がよくても通わないようにしています。先生とスタッフの方がいい関係の所は受付の方の表情が穏やかで、体調が悪い患者の心が少しでも晴れます。私はそういった皮膚科を選んでいます。

どんな先生か

話しをよく聞いてくれるか

症状が出始めた時、経緯、日常生活での事、現在の状況、困っている事。患者がどうしたいのか。をまずは患者目線で話を聞いてくれる先生かどうかは重要なポイントです。

稀に最初の問診で「それはあなたが悪い」と決めつけてこられる先生がいらっしゃいますが、まずは聞いてほしいな。と私は話しを聞いてくれる先生を選びます。アドバイスはその後で。

適切な指針をもらえるか

治療方針や注意点などを的確に説明していただけるか。最も重要なポイントです。自信を持ってアドバイスをしていただきたいと思います。

安心感があるか

自信を持ってアドバイスをしていただいたら、患者は安心し先生を信頼します。治したい一心で皮膚科を受診している患者は安心を求めています。

処方

薬は多くないか

症状に合った適切な薬を最小限で出してくれるか。というのも大切なポイントです。同じような症状でもクリニックによっては大量の薬を出す所もあります。あまりにも薬が多いと薬価点数稼ぎなのでは?と疑ってしまうような場合も稀にあります。

希望の薬を出してくれるか

皮膚科ではまずは、症状が比較的軽い場合は軟膏で様子を見てください。と言われる事が多いです。痒みが強く、夜も眠れないような場合は私はよく内服薬もこちらから請求することもあります。そういった場合でもその人の生活パターンや仕事などを考慮し、眠くなりにくい薬などを相談の上、処方してくれるかというのも私はポイントにおいています。

適切な指導

皮膚科での処方は主に、軟膏(塗り薬)と内服薬(飲み薬)に分かれます。また軟膏のステロイド外用剤(副腎皮質ホルモン剤)は症状に合わせ、弱~強まで5段階に分かれています。ステロイドは怖い、身体に悪いというイメージを持っている方も多いと思いますが、医師の指示通り適切に使用すれば短期間で改善へと向かう場合が多く私は医師の指導に従って使用しています。

そこでやはり適切な指導が求められます。

塗布する場所

これは重要です。人間の肌は部位により皮膚が厚い所薄い所があります。また日光に当たる箇所やそうでない箇所などでも薬を使い分ける必要があり、そういった細かい指導をしてくれるかどうかも大切な事です。

塗る回数・タイミング

1日に何回塗布するのか。日中、外出時にも塗ってもよいのか。寝る前に塗ったほうがよいのかもキチンと教えてくれるのかというのも大切です。

使用期間

短期間ならよく効く強力なステロイド剤でも症状が治まると軽い薬に変えた方が副反応が少ないです。適切な使用期間を教えてくれるのかというのも重要なポイントです。先生から数日後また見せに来て!と言われることがあります。強いステロイド剤の処方の場合、症状が落ち着いたら軽い物に変更してくれますので、面倒がらずに通院することをお勧めします。こういう先生は信用できると私は思っています。

診療の傾向

まれに、パッチテストなどをやっていない皮膚科があります。皮膚がかぶれて診察に行ってもすぐにかぶれた原因がわかる場合は少ないです。何度も同じ症状の繰り返しをするけれどもその都度、皮膚科で軟膏をもらい一旦は治まる。そういった場合にアレルギー診断テストやパッチテストを適切に実施して頂ける皮膚科は信頼できるといえます。

生検(皮膚の細胞を採取し顕微鏡で調べる)

これは私は経験した事がありませんが、必要に応じて生検も行えると安心です。

アレルギー診断テスト

血液検査で診断します。実際に行ったことがありますが、アレルギー反応を検査する項目、例えばダニ、ハウスダスト、スギ、ヨモギ、ブタクサ、ゴキブリ、蛾、などなど。先生が問診の上選択してくれます。

IgE抗体を介したアレルギー検査。血液検査でこのIgEの量を調べ、アレルギーの有無や程度を調べる事ができます。

実際、私が以前に行ったアレルゲン検査ではこのIgEの測定値が2663という数字で、先生にありえない数字と言われ、先生も驚いておられた記憶があります。

パッチテスト

よく聞く言葉ですよね。専門的にいうと4型アレルギーの診断に必要な検査。パッチテストとは金属アレルギーなどの診断に使います。皮膚にかぶれの原因となる物質を少し添付(シール状)して48時間後の反応を見ます。赤く炎症を起こした物質にアレルギーがあると診断するものです。これは非常にわかりやすい検査で、かぶれの原因を早く見つけることが可能です。私も実際に行い、そして症状が劇的に改善した経験があります。

私の場合は、金属アレルギー(純金)とジアミンアレルギーに高い陽性反応がでました。

余談ですが、パッチテストで赤く炎症を起こした部位は非常に痒く(当たりまえですが)、治るまでに数日かかります。そこにまた薬を塗る感じです。

待ち時間

ケイスバイケース

いつも混雑している皮膚科は人気のバロメーター。とは思いますが混雑のあまり、診察時間が極端に短い。チラッと見て「はい、この薬で様子見てください」と言われるのも困りモノです。やはりじっくり話をして頂ける皮膚科の方が安心です。

反対にいつも空いてる皮膚科もありますよね。そういう皮膚科は何か理由があるように思います。先生にクセがある。院内がなんか暗い雰囲気。しかし、もらう薬は決まっていて月に1回の通院を続けているという場合なら空いている皮膚科の方が効率的でいいですね。

待ち時間も最近では多くのクリニックで改善がなされてきていると思います。

口コミは信頼できる?

始めて行く皮膚科となると、まずネットの口コミでの評判を調べる方も多いのではないでしょうか?今は診療時間等をネットで調べようと検索をするとイヤでも口コミ欄が目に留まりますよね。私も口コミは見ます。

エレベータがないとか、駅からの道のりは交通量が多い、何時が比較的混雑している。などの見た目の情報は多いに参考になります。

しかし、先生や受付の人の一言に傷ついた、処方の仕方、というような主観的な口コミは受け取る人の感じ方で変わります。他の方が悪い口コミをしているからと言って必ずしも自分にも当てはまるとは限りません。ズバズバとモノをおっしゃる先生が苦手な人、またはハッキリとしていて判りやすいととらえる人などそれぞれです。

ネットの特性上、口コミに投稿する人はある年齢や性別に偏っている事も考えられます。ですので口コミは100%信用するのではなく、あくまでも参考レベルととらえておいた方が賢明でしょう。

まとめ

私が皮膚科を訪れる時は、強い痒みなどの辛い症状緩和が目的ですがそういった時は、精神的にも落ち込んでいます。顔のかぶれの時は人と話す事も避けてしまいます。

ですので先生に「大丈夫だよ。ちゃんと治るよ」と言ってもらえると大きな励みになります。私は皮膚科選びは先生との相性だと思います。心に響くような言葉かけをしてくれる先生は実際にいらっしゃいます。

みなさんも自分と相性の合う先生を見つけて、信頼して辛い症状を緩和して行ってください。

そして、必ず治る。治すんだ!という前向きな気持ちで皮膚科と付き合いましょう!

ABOUT ME
マタゾウ
マタゾウです。子供たちも独立し夫とパグ1匹との3人暮らし。世の中の便利なサービスを利用して家事時間短縮と生活の質の向上を目指したい。みんなに役立つ情報を体験談を元にブログにゆるっと書いていきます。50代でパソコンわからんおばちゃんがブログに初挑戦!正しい大阪弁を忘れかけてきた東京在住の関西人。当サイトの情報に関しては細心の注意を図っておりますが、あくまでも個人の感想等であり、サイト情報に起因するいかなる問題にも保証は行っておりません。また当サイトではアフィリエイト広告を利用しています。

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