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Suica定期券機能付きビューカードの定期更新でエラー
定期券機能付きビューカードで、定期の更新をJR券売機で行う際エラーでできなかった場合の対処法を解説します。
私は長年使っていますが、初めて定期券の継続手続きができませんでした。何らかの理由でカードに障害が起こったと考えられます。
駅の券売機で更新ができない症状
指定席券売機でも多機能券売機(普通の切符売り場)でも、「定期券更新」ボタン押してSuica定期券機能付きビューカードを挿入しても戻ってきてしまいます。
「正しい向きで挿入してください」と画面にはカードを裏向きに入れるという図が表示されます。画面通りの向きで挿入しているのにな...と思い、一応表向きや左右反対向きでも挿入してみましたがダメでした。
みどりの窓口のJR職員さんと一緒にやっても同じだったので、機械との相性もあると思って他の駅の券売機で試してみましたがやっぱりダメでした。
ビューカードの不具合(エラー)が問題と思われるとのことでした。特別に窓口の手作業で更新手続きをやってもらえると期待していたら、あとは直接ビューカードに連絡してくださいと言われてしまいました。もう打つ手はありません。
定期の期限は今日までなので取り急ぎ、明日からの定期を用意しないといけません。職員さんと一緒に多機能券売機で新しい磁器定期券発行の操作をやってホッと一安心しました。
対処法と手順
対処方法は3ステップです。
いずれも定期券機能だけを一旦新規の定期券を作って移し、ビューカードの再発行を行い、手元に新しいビューカードが届いたら定期券機能をビューカードに移行します。
- 継続定期券機能を磁器定期券かSuica定期券で発行する
- ビューカードの再発行手続き
- ビューカードに定期券機能を戻す
それぞれを細かく解説します。
一旦磁気定期券かSuica定期券を別発行
磁器定期券を発行
Suicaエリア内にあるJR東日本の駅の指定席券売機、多機能券売機で磁器定期券を新規で発行します。
私は駅員さんに言われこの方法で明日からの定期券を作りました。区間や名前、生年月日などを券売機に入力しなければなりませんが、1~2分で完了して作るのは早かったんですが、その後が結構不便でした。
※薄い磁器定期券を数年ぶりに手にしたのでなんか違和感があります(笑)。不便なのが改札では「ピッ」とワンタッチして通過できません。ワンタッチに慣れすぎていて、使い方がわからず駅員さんに聞いちゃいました。磁器定期券は切符を挿入する部分に入れます。磁器定期券が機械の先から出てくるのが遅い。。。ので、後に続く人の流れを止めてしまします。。。
その後もついうっかり磁器定期券でピッと通過しようとしては止められてしまいます。磁器定期券は一々ケースから取り出して自動改札に挿入するのが非常に手間です。昔はこうだったなと懐かくもありますけど。。
Suica定期券を発行
Suicaエリア内にあるJR東日本の駅の指定席券売機、多機能券売機でSuica定期券を新規で発行します。
この方法ですと、Suicaのデポジット(預り金)として500円がかかり、Suicaを使う為に新たに現金をチャージする必要がありますが、再発行されたSuica定期券機能付きビューカードにSuica定期券を移行する時にデポジットの500円が現金で戻り、Suicaチャージ残高は新しいカードに移行されます。
※磁器定期券の煩わしさと買い物などでSuicaを使えない不便さを考えるとSuica定期券を発行したほうが便利ですね。
ビューカードの再発行手続き
ビューカードに電話連絡
ビューカードの定期券機能に関する
お問い合わせ先(※Suica定期券機能付きビューカード会員専用のダイヤルです)↓
03-6685-6060 直接オペレーターにつながります。
ビューカード裏面のビューカードセンター(03)6685-7000だと、ガイダンスに沿って進み大変つながりにくいです。上記の専用ダイヤルに電話しましょう。
名前、クレジットカード番号、住所、生年月日で本人確認が行われます。
不具合が起こったのはいつ?、どこの券売機?定期の期限などを聞かれ記録と照合されます。
クレジットカード機能の停止ではないことがわかると不良と判断され、自宅に新カードが郵送されます。1週間~10日ほどかかります。
手元の不良ビューカードの機能
Suica(スイカ)機能
ビューカードの再発行手続きが始まると、Suica(スイカ)機能は使えなくなります。その時点で残高データーは止められます。カードに残ったSuica残高は新しいカードに移行されてきます。
私は普段の細かい買い物はほとんどこのICカードで支払っていたので、いちいち現金で払うのがすごく不便でした。
クレジットカード機能
クレジットカード機能だけは使えます。今回の新規磁気定期券もちゃんとビューカードで購入ができました。
オートチャージ機能
Suica機能が使えないので、もちろんオートチャージ機能(別設定が必要)も使用できません。新しいカードにはこの機能も移行されてきます。
オートチャージ機能を設定しておくとチャージでもJREポイントが貯まりお得です。私は駅のATM「VIEW ALTTE」(ビューアルッテ)で自動チェージの金額を1,000円を切ったら10,000円自動チャージするように設定しています。
ポイント還元率は1,000円で15ポイント(15円相当)なので、10,000円を自動チャージすると150円相当のポイントが貯まります。
VIEWプラス対象商品購入でJREポイントが通常の3倍!
これは本当に便利で、改札で残高不足で恥ずかしい思いもしないし、コンビニなどのちょっとした買い物やランチなどもこれで支払ってポイントも貯まって現金を殆ど持たなくてもOKです。財布に小銭が貯まることもありません。
チャージした分はビューカードから請求がきて毎月まとめて支払います。
新しいビューカードに定期券機能を戻す
新しいSuicaビューカードが届いたら、別で作った磁器定期券・Suica定期券をSuica定期券機能付きビューカードに移行します。
JR東日本の駅の多機能券売機(黒色の券売機)で手続きをします。
※みどりの窓口や指定席券売機等では、ビューカードへ定期券情報を移行することはできません。
詳しい操作方法はこちらもご覧ください。
不良の古い定期券機能付きビューカードはハサミを入れて、同封されてくる返信用封筒で返送しなければなりません。
まとめ
今回、何故カードに障害が起こったのかは不明ですがビューカードの再発行期間中の定期券はSuica定期券にするのが便利ですね。
操作方法などの手順もぜひ参考にしてください。