親が介護施設(老人ホーム)に入所した時に必要な室内履き、上履きですが、
一体どういう物を選んだらよいのか初めは迷うと思います。
私の体験で良いと思った室内履きと、良くないと思ったものをご紹介したいと思います。
目次
介護施設での室内履き
履きやすさ
介護施設(老人ホーム)では、洋室にベッドというスタイルの部屋が主になると思います。
ベッドで横になる時以外は常に何らかの室内履きを履くことになります。
自宅にいた時のようにスリッパでもいいんじゃないの?と思うかもしれませんが、スリッパだと裏に滑り止めが付いていないので、歩行力が弱った高齢者には転倒の危険があります。
介護用シューズの場合は靴幅が調整できるものが多いのでゆったりサイズに調整ができます。
だから脱いだり、履いたりがとっても楽なんです。
滑らない
私は洗い替えに何足かをローテーションで履けるように用意しています。
ネットで介護シューズを選ぶ時も、靴の裏の写真が載っているものを探します。
靴の裏はフラットのものではなくて、ゴム製の滑り止めが付いているものにしています。

デザイン・色
特に色や柄は本人の好みにあったものが良いと思います。
女性の場合は、足元が明るくなると気分も変わると思います。
うちの母は明るい色が好きなので、ピンクや赤系を選んでいますがとても喜んで履いてくれています。
人気の室内履き
施設内でも多くの方が履いているという人気の介護シューズを2つ紹介します。
あゆみ
あゆみの介護シューズはうちの母も履いています。
ブラシでゴシゴシ洗濯しても型崩れが殆どなく丈夫です。
靴の裏のゴムもとてもしっかりしているのでスリップの心配も少ないと思っています。
快歩主義
こちらの靴は口コミの評価も高く、デザインも凝っていますね。
外履きにもできそうなおしゃれなデザインです。
うちの母のお気に入り
履きやすい・脱ぎやすい
高齢になると、足がむくんでいることもあるので、いつもの靴のワンサイズ上のものを購入しています。
ピッタリ履くのではなく、ちょっとブカブカ気味に履いています。
その方が履いたり、脱いだりが楽のようです。
外出時の靴は足のサイズに合った靴を使用しています。
後ろのつまみ(プルストラップ)が付いているもの
介護シューズでもこのつまみが付いてないタイプもあります。
好みもありますが、母はプルストラップがあるものが好きなようです。
因みにうちの母は現在91歳で手押し車を押して歩行しています。
プルストラップ(靴の後ろに付いているつまみ)が付いている方が、そこを持って履けるのでおすすめです。他の人が手伝って履かす際にも便利です。
私は一度、プルストラップが付いてないものを買ってしまい、母に履きにくいと言われ返品したことがあります。
クロックスはだめ?
自分だったらクロックスにするけどなぁ。
と思ってある時、母に聞いてみたことがあります。
※私としてはその方が洗濯も楽なので...
昭和一桁生まれの母は「トイレの草履(ぞうり)やろ」(笑)と言って、受け入れてもらえませんでした。
昔のイメージなんでしょうね。しょうがないですね。
若い職員の方々にはクロックスを履いている方が多いようです。
館内の他の入居者さんでもクロックスタイプを履いている方は見かけたことがありません。
歩行力が衰えている高齢者の場合は、やはり高齢者専用のシューズが安心だと思います。
まとめ
あくまでのうちの母の場合ですが、ご参考になれば幸いです。
