介護

【実体験】遠方の実家じまい/片付けを一人でする5つの方法

一人でする遠方の実家の片づけ、実家じまい
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いつかいつかと思っている実家の片づけ。頭の痛い問題ですよね。

でも先延ばしをしていても解決にはなりません。誰もやってはくれません。

3年前に東京在住の私が実際に体験した、遠方の実家の片づけが超大変だったので記録として、またこれから実家の片づけをやろうとしている方の参考になればと思い、綴りたいと思います。

実家の片づけでアルバムや書類を紐で縛っているところ

親が住んでいる間はムリと思え

3年前、一人暮らしの老親を私が住む東京の介護施設に入居してもらうことにしました。その前の2年間ほど、東京大阪間を月に一度の頻度で介護帰省をしていました。

一回の帰省で4、5日ぐらいの滞在をして母の身の回りのお世話や、部屋の掃除や、ケアマネージャーさんとの打ち合わせなどを行っていました。

この時期には部屋の掃除や、ちょっとした片付けはできたものの、不用品を捨てることはなかなか思うように進みませんでした。

それは、昭和一桁生まれの親にとって物を捨てるということは、勿体ない、何かに使えるはず、という強固な思いがどうしてもあります。それは生まれ育った時代が違うのでしょうがないことなのです。

片付け帰省のスケジュールを立てる

空き家になった実家は寂しいものですが、ここから一気に片付けがスピードアップします。

ですが、実際に実家を片付ける人の年齢層は中高年が多いと思います。なので体力も衰えてきてますので、体力的にはかなりきつい作業となります。

無理の無いスケジュールを立てることが重要です。

片づけた後の実家をその後どうするのか。によって片づけ方も違ってきます。

私の場合はその後、できる限り早くに売却(マンションだったので管理積立金が毎月かかるので)をしたかったので、一人で出来て、なるべく費用を抑える方法を考えました。

 

私の場合は、最後2ヶ月ぐらいは2週間置きに4、5日滞在するという感じで計画を立てました。

仕事などの調整が付くならずっと実家に入れば早く終わると思いますが、自分の家の生活もあるし、兼ね合いは必要です。間でリセットする時間が無いと気力・体力も持ちません。

まず普段のゴミで捨てられるものからから

空き家になった家は、以前に老親が生活していた時のままの状態でした。

老親なので普段の掃除や片付けなど全くできませんので、散らかり放題の部屋です。

ヘルバーさんに来ていただいてましたが、介護保険でのサービスは身の回りのことだけなので、手つかずの箇所が多いです。

何十年も動かされていない置物や、何が出てくるか分からない押し入れ、亡くなった父親のそのままの生活用品、自分たちが子供だった頃の洋服などなど。

モノ、モノ、モノとの格闘です。

実家の片づけでゴミ袋を運ぶところ

自治体のごみの日の確認

実家とは言え、普段住んでいない自治体なので、ごみの日や出す時間のチェックも重要です。

とにかく大量のごみが出るので、その場合は役所に連絡したり、引越しゴミとして申請が必要な自治体が多いと思います。大量のごみは粗大ごみとして有料になる場合もあります。

私の場合は、費用を抑えたかったのでできる限り、普段のゴミ袋に入るように小さくしたりしました。

実家はマンションだったのですが、当日の朝8時までに決まった場所に出すというルールです。なので10袋とかをエレベーターで運ぶのに、エレベーターが混雑する時間帯より早い、6時ごろの早朝に出すという涙ぐましいことを、今思ってもよくやったなぁと思います。

実家の片づけでで粗大ごみや分別ごみをビニール袋に入れて出す準備をしている写真

自治体の分別の確認

ごみの分別方法も地域によって、違います。

ウソ!お皿(せともの、ガラス製)普通ごみに出していいの?とかビックリして最初は戸惑いもありました。

分別の名称も、私の住む東京都内の自治体の場合は「燃やすごみ」ですが、私の実家エリアでは「普通ごみ」と言います。後でクレームにならないように、事前に自治体のサイトなどで確認が必要です。

実家の片づけでアルバムや書類を紐で縛っているところ

実家って何故にあんなにお皿が多いのか、普段用の皿、来客用の皿、景品の皿、捨てても捨ててもあちこちから謎に皿が沸いてくるという実家でした(^^;

どうしても迷ったものは一旦自分の家へ

物を選別していると、どうしても処分に迷うものが必ず出てきます。

私の場合は

母愛用の足踏みミシン、手作りの洋服。写真などの思い出の品などなど

そういった物は、一旦自分の家に持って帰ったり、送ったりしました。

手間や送料はかかるし、自分の家は狭くなるけど、そこでワンクッション置くことで気持ちの整理が付くような気がしています。今、3年ほど経過してみると、自分の家に持ってきた物もさらに選別ができた物も沢山あります。

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最後に家具などの大物の処分

業者に依頼

最後に残った大型の家具や電気製品など。私の場合は、まだ使えそうな電気製品で洗濯機(廃棄にも費用がかかるので)は地域密着型掲示板サービス掲載して無料で引き取ってもらったりしました。

ジモティーを利用して、0円で「差し上げます」・「取りに来ていただける方」で出品するとすぐに取引成立となり、有料で廃棄する手間を省略できました。

※ジモティーとは、「ジモティー」は、様々な情報を都道府県別や市区町村別に一覧化した情報サイトです。ジモティー公式サイトより引用

時間や手間ひま、個人間取引の不安などを考えると、専門の業者さんに依頼するのも一手だと思います。

 

実家の片づけで最後に残った大型家具の写真

買取業者に依頼

最近では、遺品買取業者などのサービスが多くありますが、中には高価な物も安値で買い取って行く悪徳業者もあるようです。

口コミなどを調べて、信頼の置ける会社さんにお願いした方が良いと思います。

まとめ

実家じまいをする時に、大変な思いをしないように、普段から(できれば親自身が元気な内に自分で処分しておくのがベスト)不要な物は処分して片づけておくのが理想です。

しかし、理想通りに行かないのが世の常です。実家じまいは途方に暮れると思いますが、いつかは終わります。ご参考になれば幸いです。

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