こんにちは。またぞうです。最近宮古島バブルって聞いたことありませんか?きれいな海で有名な宮古島ですが、ここ数年特に人気が出て国内はもとより海外からも大勢の観光客が訪れているのです。そんな宮古島を初めて訪れる方、2泊3日の短期間でも大丈夫。今押さえるべき宮古島に行くならココというポイント、初めての大人だけの宮古島情報をお伝えします。
一概に宮古島と言っても、宮古はいくつかの離島から成り立っています。離島の特徴もご紹介しますね。
エーゲ海にいる気分?イリオス池間島(ペンション)の屋上 ※実際に撮った写真
目次
東急リゾート
2泊目の宿。宮古島の代名詞ともいえる東急リゾート。文句なしです。
予約が取れない事でも有名ですが、オフシーズンと砂浜が工事中(2018年6月)という事もあり直前にすんなりと予約が取れました。
ホテルの目の前は与那覇前浜ビーチ。プライベートビーチです。このビーチ、有名なトライアスロン宮古島大会の会場でもあります。ここからスタートするんだなぁ~と改めてそこに立ってるだけでも感動。隣接するプールも丁度いい広さで大人が楽しめるプールです。
夕食はぜひ、夕陽を見ながらのBBQ。早めに行って眺めのいい席をゲット!をおすすめします。
シギラリゾート
宮古島と言ったら東急とシギラ。まだまだ建設途中の巨大高級リゾートです。とにかく敷地が広くて綺麗です。まるでテーマパーク。ずっとシギラに滞在していても飽きる事はありません。
シギラ黄金温泉。眼下を見渡せるリフトが敷地内にあるのはまさにその巨大さを表しています。まだまだあります。プールにゴルフ場。もちろん敷地内にビーチもありシュノーケルやダイビングツアーも楽しめます。
イリオス池間島
1泊目の宿がこちら。特に室内が素敵です。
建物の柱などあらゆる所にギリシャから輸入した建築資材、室内のインテリアも外国風で私の大好きな雰囲気。女性にはお勧めのペンションです。洗面所の照明がちょっと暗かったのが残念なところ。そして歯磨き粉が固まっていたので持参した方がよさそうです。
トイレもかわいい。
夜中にお隣の部屋の方が帰ってきた音が聞こえたので、部屋で騒ぎたい方にはお勧めできませんが、女性同士やカップル、もちろんシニアカップルにもリーズナブルで本当にお勧めの宿です。1枚目の写真、エーゲ海にいるような写真はこの宿の屋上です。素敵です。
伊良部島
今の宮古島人気を語る上で外せないのが伊良部島。この離島の開発が急ピッチで進んでいます。そして伊良部大橋の開通が宮古の開発と人気を後押ししています。
伊良部大橋
どうですか?このまっすぐ伸びた長い橋の写真。北海道ではありません。2015年1月に開通した伊良部大橋です。
なんとこの大橋は通行無料なんですよ。途中で車から降りて景色を見る事は禁止されていますが車中から両サイドの海を見ると、日本とは思えないコバルトブルーの広大な景色が広がっています。瀬戸大橋(ちょっと古いけど)以来の感動でした。
日常の喧噪を離れ、日々の疲れやらなんやらかんやら、何もかも忘れさせてくれます。
伊良部島→森トラスト
2015年の伊良部大橋の開通によりインフラ設備が活発化され、伊良部島の開発は急ピッチ。巨大な工事現場、都市開発やホテル事業で有名な森トラストのホテル建設現場が目に飛び込んできます。未開発の南国の島が高級リゾート地へと変貌しようとしています。開発地とそうでない土地の落差が大きくて不思議な感覚すら覚えます。バブルと呼ばれる要因でしょう。
2019年には隣の下地島にできる国際空港には海外から富裕層が降り立ち、南国リゾートを楽しむようになることでしょう。
牧山展望台
せっかくなので足を延ばした所。車を降りて5分ほど歩くけど絶景が見渡せます。展望台までの一本道には珍しい植物や都会では見られない大きな蝶々が沢山飛んでます。ビーチだけでは味わえない、じんわりした感動が印象的な場所です。展望台の形は宮古島に多い渡り鳥のサシバ。実はここ宮古島で一番高い場所にあるので360°島を独り占めの眺望です。誰もいなかったら「わぁーーー」と叫ぶチャンス!
下地島
伊良部島の先にある下地島。伊良部大橋を渡って伊良部島へ入り、さらにその先の小さい橋を渡る。伊良部島と繋がっている下地島です。なんとここに空港があるのです。
下地島空港(2019年3月30日ターミナル開業)
現在は旅客機の利用はなく、パイロットがジェット機の操縦訓練を行う地方空港です。2019年3月30日には、みやこ下地島空港ターミナルが開業します。ここまで見物に回る人は殆どおらず誰もいない空港の外周を車で回るのも貴重な体験でした。
タッチアンドゴー見れるかも
実際に離着陸の練習用の滑走路を間近で見る事ができます。エメラルドグリーンの大海原に建つ滑走路を独り占めしたようで感激です。運が良ければ実際に訓練飛行が見れるようです。タッチアンドゴーが見ることができればラッキーです。ここは穴場スポットです。
国際空港になって大勢の外国人観光客の人たちがこの海を見ながら着陸し、宮古島で楽しんでいくのを想像したらやはり宮古島人気はまだまだこれからすごい事になるだろうなぁと実感した瞬間でした。
ジェットスター就航
計画では「空港から、リゾート、はじまる。」をコンセプトに、これまで国内にはないヴィラタイプの旅客ターミナルを三菱地所自ら開発し、運営していく。プライベート機に加え、台湾や韓国など近隣アジア圏からの国際線、国内線格安航空会社(LCC)の路線誘致を進めるという。
2019年3月30日のターミナル開業に合わせて、LCCのジェットスターが同日から東京(成田)-下地島線の就航を決定したと発表しました。(2018年11月15日)
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通り池
ここも賑わってます。覗くとちょっとコワい神秘的な池です。駐車場から池の付近まで5分ほど歩きます。30分ぐらいで回りましたがもう少し時間をかけて回っても楽しいと思います。途中に屋根付きの休憩所もあります。小さい子供や杖をついたご年配の方、外国の方も大勢おられました。
海の近くの2つ池は地下部分で繋がっていて、さらに海側の池は洞穴で海と繋がっているので海水が流入しています。ダイバーはその地下部分で池を行き来します。珍しい条件の池なので希少な魚介類も生息している、ダイバーにとっては絶好のダイビンクスポットです。
2006年7月28日に国の名勝及び天然記念物に指定されている。名勝と天然記念物との二重指定は33年ぶりのことである
何と言っても海
宮古島に初めて行きましたが、宮古島の素晴らしい所はなんといっても海。多くの人が虜になるのがわかります。ハワイやグアムの海よりか綺麗な気もした。
シュノーケルは時間を忘れてしまいます。
他のチェックポイント
砂山ビーチ
この先は
まだまだ下って
その名の通り、白い砂山を下り降りるとその先には別世界が広がっています。
10分もかからない道のりですが、暑い日はさらに遠く感じます。結構、急な下り坂です。足元はスニーカーかビーサンがおすすめです。ヒールのある靴はきついです!帰りはもっと坂道がキツく感じますがビーチは素晴らしいのでここもチェックポイントです。
来間島(くりまじま)
来間大橋を渡り小さな離島、来間島へ。伊良部大橋もすばらしいけど、来間大橋だってなかなかすごいです。来間島へ渡ったら竜宮城展望台へ行きましょう。対岸には与那覇前浜ビーチに建つ宮古島東急ホテルが見えます。
丁度、観光バス2台ほどで来た団体さんと同じタイミングで展望台がぎゅうぎゅう詰めだったのは忘れません(笑)
東平安名崎(ひがしへんなざき)
宮古島の絶景と言えばこちらです。是非とも足を延ばして頂きたい景勝地。海の色が印象的な東平安名崎。東平安岬とも書き、現地では東の事をあがり(太陽があがる)と言うので「あがりへんなざき」とも読みます。年に数回浮上する「八重干瀬」(やえびし)の現象が有名です。
岬の先の灯台展望台に上ると太平洋と東シナ海を望むことができます。
途中の駐車場から灯台までは歩いて3分ほどですが、太陽を遮る物が全くないので夏場は特に注意してください。特に暑いです。帽子や日傘があったほうがいいでしょう。
大神島
神が宿る島として有名な大神島。今回お話する事があった宮古島で生まれ育った方も行った事がないと言っていた神秘的な島です。大神島ツアーがあり、パンフレットは宮古島あちらこちらで目にします。興味はあったけど今回は時間の都合でパスでした。
まもる君
初めて見た時はなんだコレ。。と思ったけど宮古島のシンボルでした。宮古島まもる君は宮古島にのみ設置されている警察官型の人形の名前です。島内に19体いるらしいけど、もっといるように感じる。それだけ目立つ。全員が兄弟とか。顔コワい。ぱっと見もキモいのでよそ見運転にならないように注意が必要です。
交差点など交通量の多い場所にいるのかなと思ってたら、誰も通らないような道にもいたので設置場所の基準は不明です。まもる君の全てが知りたい方はAmazonで↓
しかしお土産やさんでは、まもる君クッキーやTシャツなどのグッズも大人気。まもる君コーナーは人だかりがすごいのです。
繁華街
西里通り
繁華街はここだけ平良市街地です。下里通り・西里通り・イイザト地区に分かれメインストリートの西里通りがお勧め。お土産屋さんや食事、飲み処が沢山あります。1日目の夜はここの居酒屋さん「眞丑」で沖縄料理とオリオンビールを堪能しました。
運転代行
1泊目の夜はレンタカーで池間島から西里通りまで。そして居酒屋さんでの食事の後は宮古島では一般的な運転代行を頼みました。飲食店には運転代行屋さんの電話番号が載ったビラがホントに沢山あります。その中から自分と同じ名前の運転代行屋さんがあったのでそちらを利用。
西里通りから池間島の宿までは車で30分強。料金は5,000円ほど。一緒に飲食した現地の人の話では代行利用もよくするそうですが大体1,000円程度の距離だそうです。
代行での男性運転手の方とは車中いろんな話を。最近子供が生まれたという若いお父さんでした。家は兼業農家で昼間は外に働きに出ているが、夜は運転代行のアルバイトもし睡眠時間を削ってまでも家族の為に働いているとおっしゃっていました。宮古島にはそんな若者が沢山います。
宮古島は不動産賃貸物件が足りない
これぞ宮古島バブルの象徴的な事象。不動産賃貸物件がない。足らない。もともと都会のように賃貸物件が沢山あるわけではないので、入居希望者は多くても建設が追い付いていかないようです。
たまに新築物件の賃貸募集があっても申込みが殺到して、数分で満室になるようです。宮古島人気もあって本土から移住希望の人も増えています。今回ご縁があってお話を聞けた不動産屋さんの方も、たまたま千葉県から移住して1年ほどの方でした。ご自身は運よく賃貸物件に住めているけども、お客さんには断る事が多いとおっしゃってました。
まとめ
いかがでしたか?2泊3日でも宮古島を満喫できます。今回の宮古島旅行で一番のお気に入り場所がこちらです。1泊目の宿、イリオス池間島のバルコニーからの景色。
高級リゾートホテルもいいけど、島の普通の風景と街並み。池間島のホテルから取った写真です。夕方になると広場にゲートボールをしに集まった地元の人たち。聞こえてくるのはコーンコーンと玉を打つ音と海の波音だけ。道路を走るのは軽自動車と荷台付き自転車。
朝になると、家の門先に座ってずーっと海を眺めるおじいさん。そこへ近所の人も一人二人と集まって他愛のない話をします。ゆったりとした時の流れが心を満たしてくれます。
宮古島バブルでこれからさらに外国人観光客の方も増えるでしょう。日本人観光客の方もいろんな宮古島を自分の目で見て楽しんでくださいね。