ふと思い立って数年ぶりに新東京都民ゴルフ場へ行ってみたらコースが荒れていて驚きました。従業員の方の話によると2019年10月の台風19号で大きな被害を受けたとのこと。
現在の姿と感想をお伝えしたいと思います。
新東京都民ゴルフ場とは
愛されて70年。都会のオアシス「新東京都民ゴルフ場」は東京都足立区の荒川河川敷にあるゴルフ場です。河川敷ゴルフ場の発祥の地と呼ばれる歴史あるコース。
誰もが知る世界一流のプレーヤー青木功さんが若かりし頃にはキャディーとして働いたり練習をしたりしたゴルフ場とも言われています。
9ホールのミニコースですが都会の真ん中に位置しアクセスもよくお値段(平日3,750円税込)も手ごろ。気軽に練習やコースを回るのに最適です。
こちらがクラブハウス。気取らない雰囲気でいいですね。1階が受付で2階には更衣室があります。
目の前が駐車場なのでパッと行ってちゃちゃっと受付して手軽にゴルフを楽しむことができます。
受付を済ませたらすぐに送迎車でコースまで送って貰えます。もちろんラウンドが終わる頃にはお迎えにも来て貰えます。
6ホールと7ホールの間にオマケの寿ホール60ヤードがあります(^^)
2019年の台風被害で浸水
2019年10月の台風19号で大きな浸水被害を受けました。水がなかなか引かず土砂とヘドロでコースは姿を消しました。
短く切られた2本の木の先の堤防の一番上のラインまで水が浸かったそうです。
営業断念から経営が変わり再開
コース上に溜まった土砂を撤去する費用は1億以上ともいわれ、当時営業していた企業は継続を断念したそうですが、営業を引き継いだ企業が2020年8月に営業再開をする運びとなりました。
現在のコースの姿
こんな風に土砂やヘドロの名残が見られます。
写真はありませんがバンカーも土砂が流れ込んだ後、手入れをされていると思いますが砂が固まっていてより打つのが難しいなと感じました。
まとめ
今回は台風の被害の事を知らないで行きましたが、当時の話を聞くとよくここまで復活したなぁと感じました。グリーン上は比較的整地されていましたが、まだまだ傷跡の残る場所も沢山ありました。
職員の方のお話しでは、ご近所の方々は馴染みのあるここのゴルフ場の利用が今でもかなり多いそうです。また訪れたいと思います。