こんにちは。マタゾウです。
私はここ数年、玄米100%の米を焚いて食べてます。マクロビオティックを意識しているわけでもないけど、やってみたら体調がいいから。というゆるい動機。先日、ふと保存容器の中を見たら所々に緑色の米粒があってビックリ。老眼鏡をかけて改めてじっくり見てみると容器の中にいっぱい緑色の米があるじゃないですか。玄米は私しか食べないので5㎏袋を買ってもなかなか食べきれないので、ついにカビが生えちゃったのか。それとも白米にわくような虫か。今までも食べていたのか。
気になるので調べてみました。ご紹介したいと思います。
玄米の緑色の正体は
緑色の正体はカビではなかった。虫がわいたのでもなかった。これは健康な未成熟の米だったのです。害があるものではなかったのでまずはホッと一安心。でもなんで緑色なのかというと、稲穂の米が実る姿を思い浮かべてみてください。
都会ではなかなか目にする機会はありませんが、初秋にたわわに実る稲穂です。稲の実は穂先から実っていくので先っぽから熟していく。反対に稲元の軸の方は成長が遅くて茎の色に近い緑色をしているんです。稲元の緑色の米も黄金色に成長するのを待ってると穂先の方はおいしくなくなる。ということなんです。
玄米は生きている
この緑色の玄米を「生き青」(いきあお)と呼びます。いい響きですね。NHKの朝ドラのタイトルにありそう(笑)。生き青が混ざっている玄米はベストタイミングで収穫されたおいしい米なのです。
逆に「死に米」という言葉があります。この緑色の玄米の成長が止まり、精米すると粉々になってしまう品質の悪い米。「死に米」という言葉、母から聞いた記憶がある。昔は品質の悪い米には死に米が混ざっていると。今はこのようなことはないのでしょうけど。
玄米の栄養
数年前までは白米がいい米で玄米は硬くて臭いがあって苦手と思い込んでいたけど、年老いた母の言葉が響いた。「玄米は宝、白米はカス」とちょっと大げさな気はするけど調べるとその意味がわかった。玄米の栄養の部分(胚芽)を取ったものが白米。取り除かれた胚芽部分に豊富な栄養素が沢山含まれているんです。最近はダイエットや美容に気を使う人にも人気ですね。
玄米のおすすめの食べ方
私は玄米を3合焚いたら1膳だけ白米のように茶碗によそって食べる。あと残りの半分は1膳ずつパックしてすぐ冷凍庫へ。もう半分はおにぎりにして食べます。これが絶妙にうまいんです。冷めてもうまい、冷蔵庫に入れて翌日食べてもうまい。グリルなどで焦げ目が付くほど焼いてもうまい。味噌をぬってもおいしそう。ぜひお試しください。
玄米を炊飯器で炊くのには、我が家の普通の炊飯器では白米の倍ぐらいの時間がかかります。
炊飯器で玄米を発芽させて超高圧で炊き上げる画期的な炊飯器もあるようです。ちょっと高価だけど気になります。玄米を試しに買ってみるならこちら。
玄米おにぎり
おにぎりのレシピ
炊き立て玄米にしょう油を適量回しかけて混ぜる。そして塩を付けずににぎるだけ。終わり。ある本に紹介されていて試してみたらこれが大当たり。玄米を好まない夫もこのおにぎりには目がありません。
がんで余命ゼロと言われた私の死なない食事 神尾哲男/著※この本の100頁に掲載されてますので興味のある方はぜひ目を通してみてください。
がんで余命ゼロと言われた夫の命を延ばす台所 14年も生きた奇跡の料理レシピ
神尾真木子/著(奥さんの本出してるのは知らなかった)
まとめ
玄米の緑色はカビでも虫でもないというちょっとした話。どなたかたの参考になれば幸いです。ありがたく玄米食べましょう。
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