ヘルニア老犬用の食器台を手作りした理由
我が家のペットの黒パグ9才です。数年前から片方の足を引きずるようになり腰椎椎間板ヘルニアと診断されました。
病院では手術や投薬も勧められましたが現在は何もせず自然に任せています。調子がいいと食事の時もしっかり4本の足で立つことができますが、後ろ足は支える力が弱くすぐに崩れてしまうので上体が後ろに引っ張られご飯も食べにくそうにしていました。
以前はこのようなダンポールで作った即席の食器台を使っていました(笑)
ぺろっ。このダンポールのご飯台だとお椀の周りや奥の壁の間にいつもエサ(ご飯)がこんな感じで飛び散ってしまいます。
ビールのダンポール箱で作ったこの食器台(動かないように中に重しを入れてます)は丁度いい高さで、汚れたらすぐに新しい箱で作ったりと長いこと重宝していました。なんといってもタダで作れます。
ただ見た目が貧乏くさい!
そこでお椀を置くと傾斜されて、尚且つおしゃれなご飯台があると、身体が不自由でももう少し楽にご飯が食べられるんじゃないかなと思いました。
でも既製品ではなかなかウチの子に合う条件のものが無かったんです。それがご飯台を手作りしてもらった理由です。
ウチの子に合う条件というのがこちらです。
- 傾斜のあるご飯台
- ごちそうさまの合図で手で手前にゴンと落とせるやつ(いつもやるんです)
この2つの希望だけ言って、DIYなどはやったこともない夫に作ってほしいとお願いしました。
1日で作ってくれた傾斜付きのご飯台がこちらです。
このポーズは食べ終わってチー(おしっこ)をしているところですが、前足だけで頑張ってます。今はもういつもオムツです。エサ(ご飯)も飛び散ってない。
左のご飯用のところだけ台が傾斜していて、ケガをしないように角を削ってカーブを付けています。まわりにエサ(ご飯)が飛び散っても奥に入り込まないようについたても付いてます。これならゴン(無くなったよの合図)と手前にお椀を引っかくこともできます(笑)。
既製品にはないウチの子の条件が全てクリアされてあるご飯台が出来上がりました。さらに見た目もおしゃれなので私も気に入っています。
手作りの様子
では作り方の様子を簡単にご紹介します。
ホームセンターでこちらの物を購入してきたようです。
- ペンキとハケ
- 釘
- 木工用ボンド
- カンナ
- 木材
画像の左側の物は面取り用のカンナですが買ったものの使わなかったようです。無駄でした...面取りはサンドペーパーで出来たそうです。
一番下にあるのが木材です。厚さ1.5cmの板をホームセンターでカットしてもらいました。予めカットする寸法を決めてからお店に行きましょう。お店の方があっという間にカットしてくれます。
カット工賃は1カットが数10円で今回は全カットで250円程度でした。木材を真っすぐにカットするのは難しいのでこれはホームセンターでやってもらって正解ですね。レシートを見るとパイン集成材という木材で600×200×15のサイズの物@822円×2個でお値段は1,644円。
夫は後日にペンキも100円均一の店舗にあるのを発見して悔しがってましたが、ハケもボントも釘も100均で揃うと思います。
手書きの乱雑なイメージ図。この図だけで作り上げたのにはびっくりです。
板の角をサンドペーパーでやすり掛けをして面取りをした後に木工用ボンドでくっつけます。印付けはしたのかなぁ。多分してないと思われます。
板のつなぎ目をこびょうで打っていきます。多分適当に打ってると思うけどきれいに揃ってますね。
そしてここからが意外な発想(私からしたら)で黒のペンキ塗り。
渋くなってきました。これだけ見たら謎のオブジェ。何これ
これを1日程度乾かして完成です。
ご飯台の上には100均で買った滑り止めマットを切って敷きました。
まとめ
今回ネットでも色々と既製品を探したんですが、なかなかコレだというのが見つからなかったので夫に「傾斜のあるご飯台」を作ってとリクエストしたらなかなかステキなのを作ってくれたので記事にしてみました。
ぜひ参考にしてもらえると嬉しいです。
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