こんにちは。マタゾウです。
顔にできたイボ。大きさは1〜2mmと小さめ。皮膚科で簡単にとれるんです。
しかし、顔に施術するとなるとやはり不安や恐れがありますよね。
私が実際に行ったのが液体窒素を用いて除去する方法。
みなさんの不安や恐れが少しでも軽減されるように体験談を紹介します。
液体窒素とは
聞いた事あるような無いような名前ですよね。普段の生活ではあまり耳にしません。
冷却した窒素を液化したものを液体窒素(液化窒素)といいます。
マイナス196°の超低温で食品を瞬間冷凍したり輸送の際の冷却剤として広く使われている物質ですが、専門の知識がないと色々な事故を引き起こす可能性もあり、取扱には注意が必要です。
近年では医療部門においては血液や生殖細胞の凍結保存を行ったり、それを塗布する事により細胞自体が容易に凍傷を起こし死滅させる事ができる。皮膚治療ではイボなどを簡単に取り除くことが出来ます。
患部を急激に冷やし、低温火傷させることにより、皮膚表面の異常組織を壊死させて新たな皮膚の再生を促す方法です。
老人性イボとは
老人という名前がつくと気持ちが沈みますが、年を取ると誰にでも現れる可能性があります。正式名称は脂漏性角化症(しろうせいかっか症)や老人性疣贅(老人性ゆうぜい)といいます。良性の腫瘍でいわゆる老化現象です。実際私が除去したものはこのタイプのイボです。
老人性イボの色は、正常な皮膚の色から褐色、黒褐色等です。
大きさは1mm~5cmと幅広く、すこし隆起してザラザラした触感です。
また、強い刺激にさらされると痒みを生じることもあります。
私の場合は1mm〜2mmほどでした。色は正常な皮膚よりやや濃い茶色という感じでした。拡大鏡などでよく見ると軽く5個〜10個ほどあったと思いますが、実際に取ったのは先生に判断してもらって4つほど。
治療方法
冷凍凝固治療
私が行ったのは、この方法です。施術の直前に先生がクーラーボックスのような箱を開け、すぐに綿棒(通常のより大きかった)の先に液体窒素を付け、患部にやや強く押し付けます。1か所に付き2回ほど押し付ける感じです。怖いのであまり見ていません。目をつぶっていたと思います。それをイボの数繰り返します。
いつもの診療椅子に座ったままで行います。
普段のメイクのまま、ファンデーションもしたまま受診しましたが患部の周りだけ事前にコットンで清浄してくれます。
施術後実際のイボの大きさより一回り程大きく赤くなりますが、時間とともに褐色のかさぶた状になります。私の場合は仕事の休憩時間に行いました。翌日は仕事などに行けなくないですが、患部にはお化粧(ファンデーション)ができません。患部以外の部分はメイクできますが、かさぶたが取れるまでの1週間弱は洗顔を控えるのでできればメイクもしないようが楽だと思います。翌日も仕事に行けないという事はありませんが、気にする人は最低2、3日は外出を控えるようなスケジュールにすることをお勧めします。
私の場合は、塗り薬も飲み薬も一切なしでした。
治療時間
実際の治療時間は5分ぐらいでしょうか。あっという間です。
忙しい人にはぴったりの方法です。仕事を休まなくてもOKですね。
費用
保険診療内でしたので驚くほどの高額ではありません。数千円です。
通院回数
実際には診療1回目に施術日を予約します。
2回目に施術。
3回目(通常1週間後)完了
合計3回の通院
気になる痛み
痛みは、やはりあります。超低温でやけどを起こさせるので「ジュッ」という音こそでませんがそんな感覚です。一瞬、熱いという感じもあります。最初の痛みは本当に一瞬です。
そして、やっぱりちょっとコワい。。だけどイボは取りたい。。
その後、ジワジワとヒリヒリ・ジンジンとした痛みが続きます。しかし我慢できない痛みではありません。痛みに弱い人は注意が必要です。
もっと気になる傷跡
傷跡は個人差もあると思いますが、概ね2、3日程で赤みから褐色のかさぶた状になり落ち着いてきます。それ以降は日毎かさぶたも乾いていき、1週間弱ほどでいつの間にか、かさぶたも取れていきます。その頃にはもうメイクもOKです。かさぶたが取れた後の皮膚は新しい皮膚が再生しており薄いピンク色、その後やや濃い茶色になりますが3ケ月ほどで殆ど気にならなくなります。
かさぶたが取れた後・・・凹凸はなくなりシミ(色素沈着)が残るが3ヶ月程で取れるので過剰な心配はいらない
※色素沈着を起こしやすいタイプの人は1つで様子を見る事もオススメ
しだいに肌色に戻っていききれいな平らな皮膚になっていきます。
メリット
・すぐに効果が出る
・比較的費用が安い(保険適用)
デメリット
・一瞬痛みを伴う(耐えられない痛みではないが、敏感な人は要注意)
・色素沈着を起こす人もいる(私は3ケ月程で気にならなくなった)
まとめ
私の場合は先生の方から液体窒素で簡単に取れると勧められこの方法を知りました。
イボと取る方法としては内服薬などよりも効果がすぐに出るという点、費用があまりかからないという点でお勧めの方法です。
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